中小企業懸賞レポート @東奥日報2021年3月3日

2021年3月3日の東奥日報に掲載されました。

以下、新聞記事になります。
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柏崎氏(県黒にんにく協会理事長)最高賞  産業化への歩みまとめる
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商工総合研究所(事務局・東京都)主催の本年度「中小企業組織活動懸賞レポート」で、県黒にんにく協会の柏崎進一理事長(72)=おいらせ町・柏崎青果代表取締役=のレポート「世界へ羽ばたく『青森の黒にんにく』-黒にんにくによる新産業創出-」が最高賞の特賞を受賞した。2日、オンラインによる授賞式が行われ、柏崎理事長は「これからも黒にんにくを広く発信していきたい」と述べた。

懸賞レポートは今回が24回目。全国から16編の応募があり、柏崎理事長のほか、本賞に4編、準賞に1編が選ばれた。
柏崎理事長のレポートは「青森の黒にんにく」が誕生してから、県内の産業として定着するまでの十数年間をまとめた。
同協会が取り組んだ黒にんにくのブランド化や、国際認定制度とHACCP(ハサップ)制度の創設、世界黒にんにくサミットの開催、医療機関への無償提供などについて紹介している。
授賞式は新型コロナウイルス感染予防のため、ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を用いて実施。
審査委員長の森下正・明治大学専任教授は講評で「国内のブランド化だけではなく、グローバル化への取り組みは高く評価できる」と述べた。
柏崎理事長は「一つの課題を解決したら、ワンランク上の課題へ挑戦してきた。その結果、黒にんにくは県内の産業として定着した。これからも県内のニンニク産業の発展に尽くしたい」と話した。
県黒にんにく協会は2008年5月に発足し、現在は県内の黒にんにく製造販売業者など10団体が加盟している。